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母の補聴器

聴力の衰えが進み、日常生活に支障が甚だしくなってきた母でした。(何を隠そう、66歳の娘のわたくしも加齢による聴力低下傾向がみられるようになってきて、最近、少々気落ちしているところです)

9月に補聴器を購入してその効果に喜んでいたところ、知らない間に耳から外れてしまうことがあるので失くしてしまわないか心配、という母からのSOS。早速購入した店に問い合わせたところ、思わぬ手立てが。耳たぶの内側に沿わすように細長い爪状のプラスチック性の物を補聴器の先端部分に取りつけて、耳から外れにくくするというもの。なるほど、爪状の物が耳たぶの内側に引っかかって補聴器が外れにくくなるではありませんか。母も納得。おまけに、それは無料とのこと。補聴器が落ちないようにするには、ひものような物で結び付けておく、ということぐらいしか思い当たらなかっただけに、さすがに専門店だけのことはあると感心させられました。高価な補聴器。体の一部として支障なく使いこなせるように、と願っています。