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落語を聞きに行くのも楽じゃない

「桂雀三郎独演会」に行ってきました。淀屋橋にある朝日生命ホールへは通天閣経由で行きます 。通天閣は中国語や韓国語が飛び交うたいそうな賑わいぶりでした。それにしても、串カツ屋や立ち飲み屋の繁盛していること! 長い行列ができていました。それに、タコ焼きを立ってほおばるのが今のトレンド? 老いも若いもソースとマヨネーズがたっぷりかかったタコ焼きをあちこちの道端でほおばっている姿を目にしました。そんな通天閣を後にして、肝心の雀三郎の落語は前から4番目のしかもど真ん中という最高の座席でした。ところが、何という事か!! さっぱり前が見えません。朝日生命ホールの座席は前の座席とまったく同じ列位置に並んでいてしかも勾配がほとんどないようなので、大きな人が前に座るとそれにさえぎられて舞台がちっとも見えないのです。私の視界から雀三郎が消えてしまうという予想だにしない最悪の状態になってしまいました。声だけがびんびん響いてくるのですが…。仕方がないので体を夫の方に傾けて前の人の隙間から何とか雀三郎が見えるようにと試みましたが、これがまた疲れるのです。疲れるので、あろうことか、断続的にウトウトと居眠りをこくことに…。まったく困ったことになりました。やっと途中休憩の中入りになり夫と席を交代してもらいました。おかげで最後の演題「らくだ」をウトウトすることなく堪能することができホッとしました。帰りも通天閣経由で往復約4時間のウォーキング。今日も二人ともよく頑張りました。